あらすじ
一方その頃隆史は

「あー。むなしー」
どうやら玉藻とじゃれあってた頃が懐かしいらしく、
最近はとんと元気がない。

だが実は、ここだけの話、隆史が知らないだけで玉藻にはこちらが丸見えなのだ。
但しこちらの世界とは縁が切れたので、
直接干渉する事はない。

-別世界で-
「隆史寂しそうじゃのぅ。何とかならんのか師匠」
「そう言われてもの。お主たちを向こうの世界に返すわけにはいかんし」
と、師匠は玉藻とお菊に言い聞かせるように言った。

「まぁ平和なのは今だけじゃろうて。お主たち以外にも天外魔境はあの世界を狙っておるから」
「そうなのよねぇ。あの世界、やけに居心地が良かったわ。何ででしょ」
師匠が嘯く。
「今だから言おう。あの世界に妖怪を呼ぶのは、何を隠そうあの2人の存在なのじゃ」
「え？あの2人が祓ってるんじゃなくって、呼んでるの？」
「そうじゃ」
「じゃぁ私たちまんまと召喚されて都合よく消された？なんてこったい」
お菊が大袈裟に言った。
「まぁ良い。2人とも、そろそろ行くぞ」
師匠が促した。
「ねぇどこまで行くの？私たち」
「天国までじゃ」
「げ、冗談キツ」


つづく